【昆虫食】今年の夏、私はセミを食べました。

こんにちは、アライです。
今年の8月にセミを取って食べるという初めての体験をしました。
(最近忙しかったのでだいぶ遅れた投稿になってしまいました)

昆虫が苦手という方は見ない方がいいかも…

セミ会に参加

昆虫食デザイナーとして活動時ようと思った際に最初にコンタクトを取らせていただいた、昆虫食メディアの「セミたま」伊藤さんからのお誘いでセミ会に参加してきました。

セミたまのロゴデザインもさせていただいたので、そちらも見ていただければと思います。

昆虫食メディア「昆虫食のセミたま」のロゴデザイン

公園でセミを捕まえる

駅で集合した後、近くの広い公園にやってきました。
東京に来てこんな大きな公園に来るのは久しぶりですね〜
セミがたくさん鳴いていて、「よし、取るぞ!」と気持ちが高ぶります。

虫取り網を持っていざ参戦。虫取り網を持って公園を駆け回るのは20年ぶりかもしれません。

木のそこら中に羽化した蝉の殻がたくさんありました。しかし、セミが全然見当たらない…こんなに鳴いているのに…セミは目を凝らさないと見つからないですね。

樹液が出ている木がありました。
めっちゃ蚊がいます…腕を見るたびに蚊がくっついていて、振り払っていたのですが、家に帰ると20箇所以上刺されていて、腕がパンパンに腫れていました…次行く時は長袖を着よう。

やっと捕まえた最初の一匹。アブラゼミですね。こいつをこれから食べるのかぁ…

捕まえたら洗濯ネットに入れます。
通気性も良くて、この後の調理もしやすいので洗濯ネットが最適なんだそうな。

調理する(※ここから閲覧注意)

特別ゲストで昆虫食料理研究家の第一人者である内山先生、スズメバチ芸人の丸沢丸さん、昆虫食活動家のかずきさんにお越しいただきました。

みんなで捕まえたセミを一つの洗濯ネットに集めます。おそらくみんなで50匹くらいは捕まえたと思います。

寄生虫や雑菌をなくすために熱湯で茹でてしっかりと火を通します。
虫を食べるときは必ず火を通しましょう!

今回は天ぷら素揚げにします。

茹でて水分があるのか、めちゃめちゃ爆発します。
内山先生がセミの幼虫を持ってきてくださったのでそれも揚げます。

セミを食べた感想

セミの成虫と幼虫の素揚げ。プチトマトときゅうりも添えて…
セミの成虫と幼虫の天ぷら
かずきさんが持ってきてくれたスズメバチの幼虫と成虫のバター炒めもあります。うどんも。

セミは初めて食べるので、最初は若干抵抗があったのですが、まずは成虫を食べてみました。味は完全に「えび」でした。もうちょっと詳しくいうと「川えび」ですね。
サクサクしてて結構美味しかったです 笑

幼虫は中身があって、噛みごたえもあり食感も味も完全にえびです。殻も全然気にすることなく食べれました。ソフトシェルな感じ。
幼虫は燻製が美味しいとのことなので、次は燻製を食べてみたいです…!

まとめ

今回セミを食べたことで、自分の中にあった昆虫食に対してのマインドブロックが完全に壊れました。街を歩いていて、セミを見かけても「食材が飛んでる…鳴いてる…」と思うようになりました。

これから昆虫食デザイナーとして活動していく上で、これからも昆虫をどんどん食べていければと思います。しかし、どうせ食べるならおいしく食べたい。次はANTCICADA(アントシカダ)のコオロギラーメンを食べに行こうかな。

今回の体験は私が生きていた中でトップクラスに入る程の衝撃的な体験でした。
みなさんも体験してみてはいかがでしょうか…

おわり。